文化・芸術

2007年8月16日 (木)

奥田元宋・小由女美術館【2】

ここは「日本で一番、月が美しく見える美術館」としても有名だそうです。
確かに、中庭を眺める景色にぽわーんと浮かぶ月・・・想像すると、満月の夜に訪れてみたくなります(^-^)

建物の中から中庭を。
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企画展の「いわむらかずお絵本の世界展」を見た後、常設展の奥田作品も見ました。Okudagensosayume4_2

元宋氏の絵の赤がとても力強くて、圧倒されました。
「レッド」とかいうんじゃなくて、日本の伝統色の赤。
それは「紅」だったり、「緋色」だったり「茜色」だったり・・・。
そしてぼわんと空に浮かぶ月の柔らかい光。
日本人じゃないと描けない世界だなと思います。
小由女さんの人形もとても美しくて、ついつい見とれてしまいました。
何でしょう・・・極楽浄土に行けばこんな美しい天女に本当に会えそうな・・・見ていて心が穏やかになるような。
私は人形の耳飾りがすごーく気になった!
本物のピアスなのかなぁと思って・・・(^_^;)

広島にこんなすごい芸術家夫婦がいらっしゃたとは、全然知りませんでした。
おそらく季節に合わせた作品が展示されていると思うので、是非また近々訪問して、他の作品も鑑賞したいと思います。

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奥田元宋・小由女美術館【1】

一昨日行った、三次の「奥田元宋・小由女美術館」の写真です。

これは道路側から見た建物。
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入口へと続く通路から庭を撮ってみました。
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庭へ下りる階段から。
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私は建築にまーったく詳しくないけど、縦のまっすぐなラインと天井の柔らかい曲線がとても美しいなと思いました。

あるおじさんが「ここは安藤(忠雄)さんのデザインですか?」と学芸員らしき人に聞いていました。
私もそうなのかな~と思っていたので耳ダンボで聞いてしまった(^_^;)
ここは安藤さんじゃなくて、建築家の柳澤孝彦さんという方が手掛けた建物だそうです。(代表作として、新国立劇場や東京オペラシティー、東京現代美術館などがあるそうです。)
へ~へ~へ~、私もちょっと知識人になった気分(*^_^*)

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2007年8月14日 (火)

「いわむらかずお絵本の世界展」へ【3】

実はこの展覧会、悲しいことに展示絵画の図録を販売していませんでした・・・。
図録って「オイシイとこ取り」だし、お家で記憶を呼び起こしながらもう一度作品鑑賞が出来るのが私の密かな楽しみなのだけど・・・この事だけが唯一残念だった( p_q)
その代り、絵本やポストカードなどの販売物がとても豊富でした。
どれを記念に買うかずいぶん迷って迷って(その迷ってる時間がたのすぃ~のでもある!)、手に入れた一冊がコレ(^O^)

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いつも何かをかんがえているカエル君のおはなし。
4コママンガ調でテンポ良く一気に読める一冊です。
「鶏が先か、卵が先か」的な事を考えるカエル君が・・・他人事とは思えない(^O^;)
これは他にシリーズ作があるので、買い揃えようと思ってます。

そういえば、会場で感心したことがあった。
それは、全ての作品が子供の目の高さに展示してあったこと。
見始めた時に「通常の美術展となんだか何かが違う」と思っていたのけど、それが絵の位置が子供の目線に合わせてある事だと気付いた時には、ちょっとじーん(~o~)としてしまった。
たいした事じゃないと言えばそうなんだけど…こういうちょっとした思いやりが優しい子供を育てるのかもしれないねー。
そんな心遣いに感動しながら、「もし自分に子供がいて一緒に見に来たらどんな感想を言うのかな・・・自分の家族欲しいな・・・」なんて思ったりなんかしてしまいました(焦)

先日のPOPART展は脳ミソを鋭く刺激してとってもスパーシーな(ってどんな?)空間でしたが、今回のいわむらさんの絵画展は遠赤外線のように(?)心をポカポカと柔らかく温めてくれる、とても心地よい空間でしたよ!お薦めです!

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「いわむらかずお絵本の世界展」へ【2】

代表作の「14ひきシリーズ」の一コマが出迎えてくれました。
このパネルは写真撮影OKでした。

Iwamura14mice

ほとんどの絵が鉛筆・水彩・パステル・マーカーで描かれていました。
柔らかい線と色彩と、表情豊かに描かれた動物たち(ねずみやカエル、犬、牛、にんげん etc.)を見ていてると、心がやわらかーく解きほぐされて自然にニコニコしてきて、とてもリフレッシュできました。

どれも素晴らしくて良かったけど、特に特に印象深かった一枚…それは「14ひきのおつきみ」の中の1コマ。
おつきさまをみんなで見ている絵なのだけど、私が「大きな月を見ている14匹を、私が後ろから見ている」ような視線で描かれた絵画です。
普通の発想なら、月をみているみんなを俯瞰で描くと思いません?
でも、この絵の視点だと、絵本を読んでる私も15ひきめのネズミになって一緒にお月見をしてる感覚に引き込まれる。
読んでる人を飽きさせない力のある、素敵な作家さんだなーと思いました。

「ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ」という絵本の絵もとても気に入りました。
水彩やパステル調とはちがい版画調の絵画で、昔々大好きでボロボロになるまで手放さなかった絵本の絵を思い出しました。
(そんなに大事にしていた本なのに…絵はぼんやり覚えてるけど、題名も内容もすっかり忘れてしまったわ!)
本の内容は小学生向きかもしれないな。
でも、いい大人でも物語に入り込んじゃうなー、本の中だけで話が進んでいく感じがしなくて、ドキドキ感が楽しい一冊です。
今思えば、この絵本買っておけば良かった・・・(^_^;)

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「いわむらかずお絵本の世界展」へ【1】

きょうは、中国語教室の仲良し友達と二人で三次に遊びに行きました。
今回のお目当ては、奥田元宋・小由女美術館で開催されている「いわむらかずお絵本の世界展」です。

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いわむらさんの絵を以前から知っていたという訳ではなくて、友達と盆休みに遊ぼうと計画したものの行く先がなかなか決まらず、「そういえば奥田美術館で企画展やってたな~」と思い提案してみたら「ドライブがてらに行ってみよう!」ということになりました。
三次は思ってたより随分近くてうちから1時間もかからず、開館時間ちょっと前に到着。
開館から入場したのでお客さんもまだまだ少なくて、じっくりゆっくり可愛い絵を楽しむことができました(^O^)

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2007年8月12日 (日)

見る価値あるぜ~(笑)

Cimg0301 POP ART展もお薦めですが、ナニゲにおもしろかったのがこちら「しりあがり寿 オヤジの世界」!

絵画展ではなく動画展みたいなかんじで、「オヤジ」がアニメになって動きまくっていました!
あーんな事とかこーんな事とかしてんの、オヤジが(笑)
しかもかっちょえかったりするし~!
意表を突く「オヤジの世界」にヾ(^▽^*おわはははっ!!と大笑い。
POP ART展のオマケ的な感じだったけど、いやいや、それ以上のインパクトと存在感があったかも(^O^)
10月14日(日)までやってるので、かなりマニアックだけど見る価値ありですよ!
私はこーゆーのも好きー v(^O^)v

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POP ART展、行って来ました。

午前中の涼しい時間を狙って、ふら~っと “POP ART展” に行ってきました(^O^)
広島市現代美術館HPへは★ここ★からどうぞ。

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高校生の時にイッセイミヤケのプリーツ展を見に来て以来ぶり・・・なので、17年?いや18年ぶり?の現代美術館訪問でした。
周辺を散策ながら、「あれから20年弱が経ってしまったのか~」と甘酸っぱい思い出に耽ってしまったわ(´・`)

さて、今回のお目当てはアンディ・ウォーホルの「マリリン・モンロー」と「キャンベルスープⅡ」。
特にマリリンのスクリーンプリントには忘れられない思い出があって、久しぶりにこの作品を目の前にして色んな思いが甦って、ちょっとうるっとしてしまった(^_^;)

ウォーホルの他にはロイ・リキテンスタインとキース・ヘリングとバスキアくらいしか知らないし、この人たちの作品が見られたらいいか~くらいの気持ちで行ったのだけど・・・いやー、楽しかった楽しかった(^O^)
目新しい作品がいっぱいあって、しっかり堪能して来ました。
うわーーーーーーーっ!とすごいパワーが溢れてる作品あり、さりげなく静かに語りかけてくる作品あり、2時間くらいかけてゆっくり見て歩いてすっごいエネルギーをもらった!

写真の作品も色々あってとても興味深かったのだけど、特にウタ・バースという人の「通りすがりに」っていう作品が印象に残った。
独特な間(ま)というか、作品の空気感から色々想像を掻き立てられて、私もあんな余韻が語りかけてくる写真を撮りたいなぁと思った。
デイヴィッド・ラシャペルって人のバルーンシリーズの写真も想像力を刺激してきて面白かった。
ドぎつい色彩がインパクト強くていかにもアメリカンポップアート!な作品でした。

Pop_art_1960s2000s_2 毎度のことながら、図録を買った。
やっぱり本になると仕方ないけど絵の具のモコモコな立体感とか筆跡とかが消えてしまうし、色味が全然変わってしまってる絵があったりして、とっても残念に思う。
紙面に本物のままというのは不可能なのはわかっているけど、最先端の技術でなんとかならないかねー?

今日は素晴らしい作品と向き合ったお蔭で、仕事で疲弊していた脳ミソがいい刺激を受けて復活した♪
今回も「足を運んで良かったな~」と思えた、あっぱれな展覧会でした(*^_^*)

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2007年5月12日 (土)

「安野光雅の世界」展へ。

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父の見舞いのついでに、そごう広島店(本館9F)で開催されている「安野光雅の世界」展に行ってきました。

安野光雅さんの絵といえば、誰もが「旅の絵本」で一度は必ず目にしているはず。
「旅の絵本」は視点が俯瞰で描いてあって、あたかも自分が空中を漂いながら旅をしている気になって楽しいですよねー。
私は「ふしぎなえ」の絵本が特に大好き。
上だと思ったら下だったり、表かと思えば裏だったり。
エッシャーのだまし絵のように、何時間見てても飽きないんだよねー。
という訳で、気がつけば安野光雅さんの絵、大好きになっていました。

以前、津和野の美術館にも行ったけど、今回展示されていた絵画は津和野で見てないものがほとんどで、とても興味深くて、今日はじっくり楽しんできました。
「平家物語」の絵がいっぱいあって、とてもよかった。
金や銀や朱の絵の具の使い方が、なんとも効果的で、印象に残りました。
紙じゃなくて薄い布に描いてあったようで、絵の具の滲みのグラデーションが、紙に描いた時のそれとは一味違っていて、素晴らしかったです。

本家の津和野の美術館、確か年に4回展示作品を入れ替えると聞いたので、また津和野まで行きたくなりました。
(津和野ののどかな景色の絵もいっぱいあったからかなー。)

ちょっと残念だったのは…特設会場だから仕方ないんだけど、ざわざわしていてゆっくり静かに見られなかった事かなー。
絵の世界に入ってたら、催し物の案内放送とか流れちゃって(^_^;)
美術展はやはり美術館で、平日の閑散としている時間帯に、ひとりで出かけるのが一番かな。

でも、まぁ、見に行った甲斐はありました。お薦めですv(^_^)v

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